5/31 大阪府・大阪市交渉
5/1の釜ヶ崎メーデーで、大阪府・大阪市に対して要望書(下記)を提出しています。その回答(報告)をもらうため、5月31日19時からふるさとの家で対大阪府・大阪市交渉の場を設けました。私が働いている高齢日雇労働者特別清掃事業(通称特掃)の拡充に関する議事もあり輪番者たちにとっても重要な交渉です。現時点ではまだ具体的な報告はもらっていませんが、来年度予算などを決定する10月までに何度も会議を開き決定していくことになるでしょう。
第53回釜ヶ崎メーデー 府・市への要望 まとめ
特掃の拡充
- 月13日以上就労機会の実現。
- 最低賃金に見合った賃上(5,700円→7,500円)。
- 特掃以外の高齢者向け就労開拓を強化。
特掃登録をしやすく
- 月1回登録を毎日登録へ。
- 建設日雇労働経験要件の実情に応じた緩和。
若年の不安定労働者支援
- 交通費・食費が無い状態から活用できる就労対策を実施。
- 大阪府・大阪市が就労機会・場所を提供。
生活保障のしくみ
- 高齢のホームレス生活者への住居支援(住まいの手当)。
- 住宅扶助/医療扶助の単給(生活保護制度の柔軟な運用)。
- 継ぎ目のない生活保護/特掃との組合せ。
地域の課題にも取り組む旧センター北側施設
- 釜ヶ崎の労働者、生活保護を受けている者、生活困窮者が活用しやすい施設。
- 管理・運営業務から地域の雇用を。
- 不安定居住にある者を包括に支援。
- あいりんシェルターを含めたエリア計画。
先輩たちが残した貯金を困窮している人の支援へ
- 高齢のホームレス生活者への居住支援の財源として活用。
- 不安定居住にある者を包括的に支援しうる入口機能を旧センターに。
新型コロナ感染防止対策の推進
- 高齢・ハイリスク・非定住などに対応できる柔軟なワクチン接種体制づくり。
- 地域医療における土日祝および夜間の発熱者の拡充。