とどけ!真実の響き
釜ヶ崎日雇労働組合(通称釜日労)の人たちと「第6回 狭山事件の再審を実現しよう市民のつどいin関西」に参加してきました。狭山事件冤罪被害者の石川一雄さんとご家族の早智子さんはコロナ禍のためビデオレターでの参加となりました。会場内でのアピールとデモ行進の様子です。去年の10月には東京都の日比谷野外音楽堂にも行ってきたのでその模様はまた後日投稿しようと思います。
主な内容
- 地元あいさつ 部落解放同盟大阪府連合会
- 国賠アピール 青木恵子さん・西山美香さん
- 冤罪アピール 袴田ひで子さん
- 記念公演 木谷明さん
- 狭山現地中継 石川一雄さんを支える埼玉東部住民の会
- 連帯アピール 山本栄子さん、狭山再審を求める議員・政党の仲間
- 冤罪アピール 石川一雄さん・石川早智子さん
- 太鼓演奏
- 集会後パレード
13時から17時半頃までの集会でした。
狭山事件
狭山事件(さやまじけん)は、1963年(昭和38年)5月1日に埼玉県狭山市で発生した、高校1年生の少女を被害者とする強盗強姦殺人事件、およびその裁判で無期懲役刑が確定した元被告人の石川一雄が東京高裁に再審請求を申し立てている事件。
1963年(昭和38年)5月23日、当時24歳の石川一雄が逮捕され、同年6月13日、窃盗・森林窃盗・傷害・暴行・横領の罪で起訴された。また同年7月9日、強盗強姦・強盗殺人・死体遺棄・恐喝未遂の罪で起訴され、一審の浦和地裁で石川は、全面的に罪を認め、1964年に死刑判決が言い渡された。二審の東京高裁で石川は、一転して冤罪を主張し、1974年に無期懲役判決が言い渡され、1977年に最高裁で無期懲役刑が確定した(1994年12月に仮釈放された)。これまで東京高裁に対し2度に渡り再審請求の申し立てが行われたがいずれも棄却され、現在、2006年に申し立てられた第3次再審請求が東京高裁で審理されている。